髪の毛を細くする原因一覧
タバコが髪の毛を細くする2つの理由
タバコに含まれるニコチンには、末梢の血管を収縮させる作用があります。血管が収縮するということは血行が悪くなるということです。
髪の毛を育てる栄養は血液によって、毛母細胞に届けられます。喫煙により血行が悪くなれば、毛母細胞に栄養が届きづらくなるため髪を細くする原因になります。
タバコは百害あって一利なしです。本気で育毛対策をするのであれば、覚悟を決めて卒煙しましょう。
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ストレスを溜める生活は髪の毛を細くする原因になる
ストレスで自律神経のバランスが崩れ、身体のシステムがうまく機能しなくなれば、髪の毛を作ることにも悪影響を及ぼします。
ストレスは心と身体に大きな影響を及ぼし、いろいろな病の原因になります。ストレスを溜めることは髪の毛にとってもよくありません。
またストレスは睡眠障害の原因にもなりますので、良質な睡眠ができなくなれば、薄毛にも影響がでてきます。
飲酒は薄毛の原因物質を増やす
アルコールを分解する過程でできるアセトアルデヒドという物質は、男性型脱毛症(AGA)の原因物質「ジヒドロテストステロン(DHT)」を作り出す作用があります。
また、アルコールを分解するときに、髪の毛の原材料になる「システイン」という必須アミノ酸が使われます。大量に飲酒をする方はシステイン不足、つまり髪の毛の材料不足になることもあります。
このように飲酒も髪を細くする原因になりえますので過度な飲酒は控えましょう。
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無理なダイエットが原因で髪の毛が細くなる
間違ったダイエットで栄養のバランスを崩したり、貧血や栄養失調などによっても薄毛が引き起こされます。
人の身体は栄養失調になった場合、生命の維持に必要なところを優先して栄養を送ります。髪の毛や爪などは生命維持には影響がないため、後回しになってしまいます。
人間の身体のなかで、最も頻繁に細胞分裂を繰り返しているのは毛母細胞ですので、栄養のバランスが悪くなれば、髪の毛の育成にも悪影響がでるため髪が細くなる原因になります。
頭皮が不潔なことが原因で起こる脱毛症もある
シャンプーをほとんどせず、不潔な頭皮にしていると、それが原因で髪の毛が抜けてしまうことがあります。
めったにないのですが、脂漏性脱毛症や粃糠性脱毛症と呼ばれる脱毛症があり、これらは頭皮の皮脂やフケなどが原因になって起こる脱毛症です。
毛穴にフケや皮脂が溜まり、細菌が大量に繁殖してしまって炎症を起こしてしまえば、頭皮の環境が悪くなり、髪の毛が細くなる原因にもなりかねません。
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デスクワークが髪を細くする原因に?
デスクワークをしていると肩が首が凝りやすいですよね。頭皮への通り道である肩や首が凝っていると、スムーズに血液が流れず髪を細くする原因になります。
実はそれだけではなく、デスクワークで目を酷使すると網膜の修復に「システイン」という物質が使われます。この物質は髪の毛の原材料の「ケラチン」の材料になる物質なのです。
「システイン」が不足すれば、髪の毛の材料不足になってしまうのです。
悪い生活習慣は髪の毛を細くする原因になる
何気なく暮らしていると、髪を細くする生活習慣になっていることがよくあります。
生活習慣は遺伝と並んで、薄毛に大きな影響を与える要素です。日頃の悪い生活習慣の積み重ねが薄毛や抜け毛をを招き、細く弱々しい髪になってしまいます。
薄毛を対策をするうえで、生活習慣の改善はかかせません。
悪い生活習慣は髪を細くするだけではなく、病気の原因にもなります。髪も身体も健康でいられるように、少しずつでいいので生活習慣の改善をしていきましょう。