リンスインシャンプーが薄毛に良くない理由
リンスインシャンプーと聞くと、シャンプーとリンスを一度済ませられて、手間が省ける上にリンス代もかからないので良いイメージを持っていませんか?
私も子供の頃そんな風に思っていたのですが、床屋さんで「リンスインシャンプーは良くないよ」と言われ使うのを辞めた経験があります。
実はリンスインシャンプーは薄毛予防の観点からして見るとあまりよくないんです。
シャンプーとリンスはそもそも役割が違う
ご存知の通り、シャンプーは汚れを落とすために使うもので、
リンスは髪の毛を保護するために使うものです。
シャンプーは汚れにくっついて洗い流しますが、
リンスは髪の毛にくっついて髪の毛を保護します。
含まれている界面活性剤の作用が全く逆なんです。
シャンプーとリンスを混ぜて使うとお互いの効果を打ち消しあってしまいます。
工夫されてはいるが・・・
シャンプーとリンスの作用はお互い打ち消しあってしまうため、
リンスインシャンプーは時間差で効果が現れるように工夫してあります。
先に汚れを落とす効果が現れて、汚れを落として、
そのあとにリンスの効果が現れるようになっています。
うまい具合にできているのですが、リンスは頭皮につけたくないものです。
しかし、リンスインシャンプーでは頭皮を洗ったあとにリンスの効果が現れるので、
どうしてもリンスの成分が頭皮についてしまうんです。
その上どちらの効果も中途半端になってしまいます。
あちらを立てればこちらが立たずといった感じです。
育毛剤を使う方は特に注意
リンスの効果といえば、髪の毛に膜を張り髪の毛を保護するという効果です。
そのため、リンスの成分が頭皮についてしまうと、頭皮に膜を張ってしまい、
育毛剤の成分もスムーズに浸透されなくなります。
育毛剤を使う方は、せっかくの効果が薄くなってしまわないように、
リンスインシャンプーは控えた方が良いですね。