髪の毛を太くする栄養
食生活の乱れが髪の毛を細くしてしまうことも十分に考えられます。髪の毛を生やすことも、抜け毛を予防することも食事で摂った栄養素が関わっています。
ここでは髪が太くなることに関連する栄養素をそれぞれ紹介します。
外面的な対策ももちろん大切ですが、身体の内側から薄毛や抜け毛対策をするために、必要な栄養素をバランス良く摂取することも非常に効果的です。
人の身体は、生きるために必要な部分を優先して栄養を使いますので、
栄養が不足すれば、髪の毛や爪などは後回しにされてしまいます。
ダイエットに励んでいる方や偏った食事をしている方は注意が必要です。
ノコギリヤシ
ノコギリヤシは育毛や前立腺肥大に良い物質です。
薄毛の原因になる、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質を作り出す酵素の働きを阻害する作用があります。
この作用は育毛治療薬のプロペシアと同じ作用になります。
ノコギリヤシはサプリメントですので、プロペシアほどの効果はありませんが、海外では医薬品として使われている国もあります。
プロペシアと違い副作用はほとんどないと言われてますので試してみるのも良いと思います。
イソフラボン
イソフラボンは大豆に含まれる物質で、更年期障害、骨粗鬆症、動脈硬化、などに効果のある物質です。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをしてくれます。そして育毛作用のある、IGF-1という物質を作り出すための物質を増やす作用があります。
カプサイシン
カプサイシンは唐辛子に含まれる辛味成分です。
カプサイシンが胃や腸の知覚神経を刺激することにより、育毛作用のあるIGF-1を増やす役割がある物質の放出を促す作用があります。
亜鉛
髪の毛はケラチンというたんぱく質でできているわけですが、
亜鉛はこのケラチンを合成することを補助する役割を果たします。
亜鉛は吸収率があまり良くないのですが、クエン酸やビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が上がります。
髪の毛を作るのに必要だからと、たくさん摂取すればいいというわけではありません。
亜鉛の過剰摂取は身体に悪影響を及ぼします。
所要量は成人男性12mg、成人女性9mg、上限は30mgと言われています。
ビタミンB6
ビタミンB6はたんぱく質の合成を助ける役割を果たします。
ビタミンB6が不足すると、皮膚炎や口内炎の原因になります。
腸内細菌からも合成されますので、一般的に不足しづらいビタミンになります。
しかし、抗生物質を長期服用している方などは、不足しやすいので注意しましょう。
たんぱく質
私たちの身体のほとんどは水とたんぱく質で作られていて、髪の毛はケラチンというたんぱく質が原材料になっています。
たんぱく質には動物性と植物性があり、動物性たんぱく質は、肉、魚、牛乳、卵などに含まれていて、再合成しやすいのですが、脂質も多く含まれてますので、動物性たんぱく質だけで必要な量を摂ろうとすると、脂質の摂り過ぎになってしまいます。
そのため豆などに含まれている植物性たんぱく質を合わせてバランス良くたんぱく質を摂取する必要があります。
たんぱく質の一日の摂取量の目安は、
普通に生活をしている方で体重1kgあたり0.8〜1.0g
筋トレなどをしている方は体重1kgあたり1.5〜2.0gとなります。
髪の毛を太くするサプリメント
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カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取するとIGF-1という育毛作用がある物質が分泌されます。
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